教育実習について

こんにちは、忠犬高校教師です。

本校では現在、前期教育実習生の受け入れを行なっています。

毎年のことですが、この時期は実習担当教員(取りまとめの人)の機嫌がメチャクチャ悪くなるので注意が必要です。

機嫌が悪くなる理由については「実習生の実習態度」「管理職の受け入れ姿勢」の二つの部分が大きいようなので、実習担当教員の意見についてまとめてみました。

何が問題なのか考えてみた

他の学校ではどうかは知りませんが、本校では教育実習の受け入れは基本的に「卒業生」のみです。

ですので、実習生にとっては4年ぶりの懐かしき母校。そして教員にとってはかわいい教え子たちの帰還となります。(もちろん「お前なんで来た」って感じの実習生もいますが)

すると実習生の一部には、実習生として振る舞うべき態度がなっていない者も出てきます。

例えば・・・

二日酔いで酒の匂いをプンプンさせてくるヤツとか、高校時代に仲が良かった先生に「タメ口」使っちゃうヤツとか普通にいます。

これって当たり前に大問題ですよね。「問題実習生」とよびます。

実習生とか以前に今後社会に出て行く人間として色々と問題がありますよね。

そして、HRや教科担当の教員によるこれらの実習生に対する対応が全然違うので、より問題が複雑化します。

例えば・・・

A先生は「可愛がっていた卒業生なので、あんまり注意せずなんだったら毎日夕飯とか連れていきます。」

B先生は「特に記憶に残っていない卒業生なので、基本的なこと以外は関わりません。」

C先生は「とにかく現在の教育実習生に不満があるので、実習生を厳しく指導します。」

これら様々な価値観を持った教員がランダムに担当となるので、教育実習生にとっては担当教員の当たり外れが発生します。

ちなみに本校の実習担当教員(取りまとめの人)はC先生のタイプです。

以上が現在の状況となります。

実習担当教員(取りまとめの人)の意見は

実習担当教員(取りまとめの人)はこう言います。

「管理職がなんでもかんでも卒業生を受け入れるからダメなんだ。受け入れ拒否をしろ!」

・・・

・・

えっ?そこなの??

実習生を受け入れなければ解決する問題とは思えないのですが、彼の意見はそのようです。

もちろん上記にあるような「問題実習生」に関しては厳しく指導して行くことは必要です。なんだったら実習中止・受け入れ拒否でも構わないと思います。

ただ、忠犬高校教師は本校での教育実習の一番の問題はHR・教科担当の教員が一律での実習生への対応ができていないことであると考えていますので、彼の意見には賛成できませんでした。

また、なんでもかんでも問題が実習生側にあると考え、実習生側を排除(数を減らす)ことにより問題が解決できるとの考えは教員的にはどうなんだろうかとも思いました。

さらに言えば、教員へ一律の対応を求めることは、それ以前のHR・教科担当の教員の対応を否定することにも繋がってしまうので、同僚の教員とは揉めたくないんだなとも感じました。

まとめ

彼の発言には納得がいかない部分が多いので、イライラしてる実習担当教員の態度を見ているとはっきり言って「アホくさい」と感じてしまいます。

他の学校ではどうなんでしょうか?よかったらコメント下さい。


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