株式会社オリエンタルランド 第58期 定時株主総会 後編
こんにちは!
前回の投稿から1ヶ月以上(2ヶ月?)経過しましたが、ようやく株主総会の記事の後編です・・・
(もう需要なんかないよね)
とりあえず前回までの内容はこちらから
後編では実際の内容について簡単にまとめてみます。
まず、総会では経営陣から昨年の事業報告・決算報告・会計監査報告が行われました。
テーマパーク事業は増収!
5年連続の来園者数3000万人超えは伊達じゃないです( ^ω^ )
しかも来園者1人あたりの消費額も過去最高の数字であるとの報告でした。
ただ、OLC全体の営業利益は減収したそうです。これは人件費などの増加が大きな要因であるとのことでした。
議決内容は2つ!
①株主への配当金
②特定譲渡制限付き株式報酬制度の導入
の2つに関しての決議が行われました。
①の株主への配当金に関しては1株あたり40円。(OLCは100株銘柄なので100株持ってて年間4000円の配当かな?)
②この制度は役員への報酬として現物株を支払うもので、これにより在任中に業績を上げ、株価を高めようとするインセンティブが働くことになるそうです。
(経済用語はよくわからん…)
質疑応答は平和!
質疑応答には長く時間をかけているようで、約一時間半くらい行いました。
私が特に印象に残った内容としては…
「キャストさんの待遇改善要求」
「大規模拡張に伴う公募増資や配当の削減の可能性」
「FREEWi-Fiのサービスについて」
の3つでしょうか。
特に株主さんから熱の入った質問としては、ディズニーキャストの離職率を下げる取り組みはないのかとの質問でした。
他のバイトとの掛け持ちをしているキャストさんや、人材の流出についても突っ込んで質問していました。
それに対しての経営陣側の答えは、
数字上は改善している点、そして現在見直し案として時給上限の引き上げや今年の4月から住宅支援も実施していること、さらには一部の職種では地方からの雇用も増えている点などが報告されました。
実際にキャストから社員への登用も増やしているようですね。
まぁ、これが全体の営業利益の減収につながっている訳だからバランスって大事ですね。
2つ目の公募増資や配当の削減についてですが・・・
大規模拡張に伴う多額の費用に関しては以前から自己資金を充てると発表されている通り。
銀行から借りることはありえるかもしれないが公募増資はしない。配当削減は絶対しない(したくない)とのことでした。
3つ目のFREEWi-Fiについては現在のところサービスを提供する予定は無いようです・・・
残念(T-T)
海外のパークやホテルみたいにWi-Fiのサービスがあれば快適なんですけどねー。
第3のパーク
もちろん、新たなパークの計画が発表された訳ではなく新たにシーに作られる第8ポートのことです。
最後にOLCの加賀見会長から株主への挨拶があり、その中で意気込みとして会長さんから発せられた言葉でした。
このテーマポートには
アナと雪の女王のアトラクションと関連したレストラン
塔の上のラプンツェルのアトラクションと関連レストランそしてランタンフェスティバル
ピーターパンのアトラクションを2つと関連レストラン
が計画されているようです。
確かにディズニーシー内に作られた第8ポートなのですが、新たなパークを作り出す位の意気込みで計画したそうです。
完成が楽しみですね!
また、第8ポートのすぐそばには新しいディズニーホテルが建設されます。
ラグジュアリータイプのホテルとなり、パーク隣接型のその他のディズニーホテルと比べて一番格式の高いホテルとなるそうです( ^ω^ )
加賀見会長は東京ディズニーランド誕生の歴史についてもお話してくれました。
実際に本人の口から話を聞けると言葉の重さが違うなぁって思いましたね。
会長さんからそんな話を聞けただけでも今回株主総会に参加したことの価値があったと思います。
おまけ・・・
質疑応答の際に株主優待券(パスポート)を金券ショップに持ち込んでいるって宣言してる株主がいてビックリ(T-T)
それってルール的にアウトっスよ…
ではでは( ^ω^ )
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